「夢」という言葉について

「夢」という言葉はとても不思議な言葉だと思います。
藤原さんが前言っていた事に「夢を夢と呼んでいる間はその夢は絶対叶わない」というのがありましたが、なるほどなぁと思います。
よくスポーツ選手か何かが金メダルを取ったり記録を作ったりして、
『小さい頃からの夢だったんです!!』
とか言うのを耳にしますが、これには語弊があって、絶対に「小さい頃『から』」な訳は無いと思うんですよね。その人にとってそのポイントは社会人大会で優勝したりだとか、小さい頃何歳も年上の子に勝ったとかで違うのでしょうが、必ずその人の中で『夢』を『現実』として捉えだすその瞬間があった筈なのです。
これもまたよく「夢と現実の狭間」とか言われますが、例えば夢を選んだとして、それはその瞬間に『夢』が『現実』に変わり日々が続いていくだけなのでしょう。逆に現実を取ったとして、それでも夢は夢のままで、忘れるまで消える事は無いでしょう。ただ純粋にそれだけのことです。

また、「あなたの夢は何ですか?」と訊かれたとして、答えようによってはそんなもの恥ずかしくて答えられる筈も無くなります。。そういう、誰しもが抱く白昼夢。それが、「僕の夢、本当に届くわけ無い光」だと考えています。
そしてこの「夢」に関して、僕は常に飼い殺していて、もちろん僕だけじゃなく無意識に飼い殺している人は藤原さんの言う取り本当に沢山居ると思います。
いかにそれをかたちにしていくか・・・。それが生きてく意味…?