2006-01-01から1年間の記事一覧

総合学習論文 孤独とエゴイズムの解釈 

BUMP OF CHICKENという名のロックバンドがあります。メンバーは全員20代、間違いなく今のティーンにとって最もポピュラーなロックバンドの一つとしてその名は上げられると思います。その歌詞について、つれずれと考察のような物を繰り返していった結果として…

僕にしか見えない

いつだって見つけるよ 君の場所は 僕しか知らない僕しか見えない 大きな孤独と小さな誇りが主人公の中でその「君」をより一層輝かせています。果たして、「僕にしか見えない」「君」の存在が彼に与えるのは絶望かそれとも否か。 結局、言葉(名前)にも歌に…

光の速さで

光を追い越したなら、そういう乗り物があったなら、人間は時を越えられるらしい。 光の速さで移動したならば、そういう乗り物があったなら、見送る人の声も手を振る姿も、直ぐに聞こえなくなるし見えなくなるだろう。時間は光の速さとほぼ同義で…やっぱり時…

僕らの中の僕

僕らの場所は 僕らの中に どんな時も とfire signでは唄われていますが、この部分は2通りに解釈することが出来ると思われます。 まず、「僕らの場所」というのは「僕ら」と言う集団の全員が共通に持つ場所だと捉える方法。例えばクラス・学校といった概念や…

supernova、地震=日本ナショナリズムの表れ?(笑)

述べられた手を拒んだその時に 大きな地震が起こるかもしれない 地震の全く起こらない地域ではこの歌はどういう風に受け取られるのでしょうか(^_^;)漠然と、バンプオブチキン、この時代のこの国に在り、って感じだなぁと思ってしまう時があるのですが、こ…

どんな風に夜を過ごしても

どんな風に夜を過ごしても 昇る日は同じ どんな風に夜を過ごしたら 思い出せるのかなぁ [syrup16g/不眠症]を聴いている時にふと脳内でリンクしました。 『どんな風に夜を過ごすのか』と言う自身への問い掛け、つまりこれは主人公が不眠症である事を間接的に…

本当の自分

自分探し、という言葉というか行為がありますが、「本当の自分」ってよくわからないなぁと思います。ちょっと気に食わないと直ぐに辞めて、あれは合わないこれは合わないとか自己を過信しすぎだと思います。 自分だけにしか与えられていない能力なんてほぼ無…

「太陽」という楽曲の日常性

二度と朝には出会わない 窓の無い部屋に動物が一匹 ユグドラシルの中でも一際ダークかつ内省的世界観を持つ「太陽」。 なんとなく、ひきこもりの精神を描写している、とか社会から完璧に断絶かつ自身もまたそれを望んでいる者を表現した歌、といった解釈を大…

「花はどこに咲いているか」という本について

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/483556880X/tukitotaiyo-22/250-3510614-0583406 前々から存在は知っていたのですが、なかなか読む機会が無くて。 でも色々とネットサーフしてたら内容に関して中々面白い記事を書いてくれてあったブログが幾つか…

心の中のロストマン

という副題で高①の時に読書感想文を書きました(笑)本読むのがめんどかったんですね〜。なんか見つけたのでうpしたいと思います。 ・・・ これほど大きな喪失は僕はこれまで経験した事が無かった。まだ15年の人生なので当然の事かもしれないが、むしろその…

知の無知〜知っているけど思い出せない、大切な物〜

「無知の知」という言葉があります。「私は私に知らないことがあると言う事をを知っている」という意味のソクラテスの言葉です。 そこで「知の無知」!某友人の考え出したオリジナルの言い回しです(笑)その意味は、 「知っているが思い出せない」 ・・・実…

愛という言葉をバンプが使わないのは

バンプオブチキンに於いて「愛」と言う言葉、また「愛しい」とかそういう派生語が使われてるのは、リトルブレイバーの初期の物のイントロを除けば、おそらく「ランプ」だけです。そのランプも、あまり具体的でなく、誤解を恐れずに言えば、全体からしてあま…

fire sign,誰かの為に生きるとは?

「情けは人の為ならず」と諺にあります。よく、『「情けをかけるのはその人の為にならないから」というのは間違っていて、「巡り巡ってその恩が自分に回ってくるから」というのが本当だよ』と言われたりします。 別にどっちの意味でも真理を付いてんじゃんと…

四連休に寄せて

学校とか部活は「いいやホリデイ」といって休みでも、人間という仕事は休みにはならないもので、心臓が始まった時から嫌でも人が持つ本当の恐怖に気付く為にこそ休息は存在しているのかもしれないと思います。あの星もあの月も、stage of the groundに生きる…

カルマをBASS3

カルマをBASS3で爆音で聴くと良い。 戦慄が走る。どす黒い物が込み上げて来る。カルマが溢れ出て、頭を地・ガラス窓に打ちつけ粛罪したくなる。何かじっとしていられない。 サビのギターフレーズのいくつかががちょっと聞こえ辛くなるのが難点…。後グロッケ…

例えば日陰で揺れる

例えば日陰で揺れるその花を、 何故か愛しく思い、どうにかして日なたへ、と悩むのはやはり「弱さ」でもあると思います。ふとこのフレーズを思い出し、そして「そういうのは弱さなんじゃないかなぁ」と思っていた自分に気付きました。弱い人間が優しいとは限…

罪の意識

罰が為、罪を犯さないのか。 例え罰せられずとも、心に深く刻まれていく罪がある。 国家の与える罰 、による教育。 果たして教育とは何か、世界の真理とは何か。 子供らに何を教え、与えればよいのか。 そして俺は何を得て、ここに存在しているのか。

待ってるよ

唄う様に 囁く様に 君を信じて待ってる 微かでも 見えなくても 命の灯を見つける こんな自分を、待っている誰かが居る。どこで、待っていてくれてるんだろう。 「僕を信じて待ってる」 誰かが僕を「信じてる」 僕を信じて待っている、それは何

スーパーノヴァの「ラララ」

多分この曲を聴いた人は少なからずサビ(一応便宜上)の部分で引っかかる所があるのではないでしょうか。果たしてあの「ラララ」にどんな意味が込められているのか。 そこの部分っていうのは、言葉では表現できない、あるいは言葉で表現しようとすると蛇足に…