宇宙とBUMP

フロンティアスピリットというのがあります。知らないものを知ろうとして、まだ見ぬものを見ようとして、人間はある時代はシルクロードをつたい大地をその舞台とし、又ある時は大航海時代として海(の表面)を舞台として帆をはためかせていました。グングニルsailing dayでもそのフロンティアスピリットは非常によく感ぜられますね。
フロンティアは尽きません。所詮まだ人間は地球の表面しかその世界を広げていないからです。例えば深海、地底など、まだまだフロンティアは残されています。

そして宇宙とナノテク、この2つが今最も注目されてぃるフロンティアと言われています。
全くの対極にある2つのフロンティアが一番台頭しているとは非常に興味深く感じます。どこまでも大きな世界とどこまでも小さな世界、全く逆の様に見えて実はこの2つは「"無限"(最果てなど無い)」という共通項を持っています。
つまり、この「無限」と言う観点でBUMP OF CHICKENは宇宙なのでしょう(宇宙と言う言葉は「宇宙」そのものと比喩的表現に分かれて使い辛いですね)。それは、前者の宇宙でも、後者のナノテクの意味でもとれると思います。

そうして考えれば宇宙は自分の体の中にもある訳です。僕達は自身の中を宇宙旅行し、何も見つけられなかったり、新しい星を見つけたりする事があると思います。彼等の音楽が流れるとき、それに気付きます。
ですが、勿論4畳半に閉じ篭ってるだけでは駄目で、風を知って雨と出会って、そうして僕を信じて燃えている星(星って燃えてる、ついでに人間も燃えてる)を見つける、と。

宇宙は広いです。