「時空」という言葉は字面からすれば時間と空間の両者について言及した語だと考えられるけども、実際の日常言語においては専ら前者のみを喚起してるように思える。真木悠介「時間の比較社会学」(岩波現代文庫)の序章でも、「人は自分の生が時間的に無限で…
一人でかくれんぼをしようと思ったら、鏡を相手にすればいい。こっちが目かくししているまに、もう一人のわたしが鏡の中にかくれる。手をほどいて「もういいかい?」と言うと、鏡の中から、「もういいよ」と言う声がきこえてくるだろう。 (寺山修司「赤糸で…
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